使えるスキルを発見して上手にアピールする方法!「私のキャリアはつぶしがきかない」の大誤解:第2回
自分自身のキャリアを考えたときに、「専門的すぎる仕事をしてきた」「汎用性が低い業務にしか携わってきていない」などと不安になることがあるかもしれない。しかし、「つぶしのきかない仕事」は存在しない。ビジネスパーソンとして経験を積んでいる以上、自分で気づいていないだけで、たくさんのアピール素材を持っているはずなのだ。今回はそんな「つぶしがきかない病」を払拭するための思考法を紹介しよう。
「ネガティブ」な考え方を、「ポジティブ」な考え方に変換してみよう!
【case1】「クライアントが特殊で…」と悩むMR職の場合
<これまでの経験>
●調剤薬局のスタッフからMR職に転職して5年目
●担当は東京都内の大学病院、開業医
●医師に、海外メーカー製造の新薬を提案
●30件のクライアントを担当。医師の紹介で新規営業を行うことはある
<ネガティブな考え方>
「クライアントは都内大学病院の医師。商談での会話は、いつも新薬など医学知識についての話…。あまりにも特殊すぎて、他業界のクライアントと会話できるイメージがわかない。そうした人脈が医療業界以外で有利になるとも思えないし…」