【こうならないためには…】
新設部署への熱意、組織的な位置づけを確認しよう
今後はどの業界もこれまで以上に組織改変が進み、部署の統合や新設が増えるでしょう。あなたは、部署が新設された背景について確認不足でしたね。転職先が新設部署の場合は、「将来的に新ビジネスをどう展開するつもりなのか」「上層部は新規事業について熱意はどれほどあるのか」そして、「その部署が社長の直下にひもづいている組織なのか」を、面接で必ず確認しましょう。また、新設部署は部内の密な連携が不可欠ですから、どんな人と一緒に働くかはとても重要。「事前にメンバーの方と会わせていただけますか?」とお願いしてみましょう。もし断られた場合は、落とし穴があるかもしれないと疑っていいですね。
【Case2】業績不振で営業成績が伸びず、新入りを潰そうとする人がいる
投資用不動産の営業から住宅販売会社の営業に転職した27歳男性
「転職先の住宅販売会社は、この不景気で業績が前年比ダウン。営業のほとんどが目標に届かず、つらい状況が続いています。私は前職時代の知り合いづてで何とか受注を伸ばしているのですが、先輩たちはそれが気に食わないようで…。『新入りなのに生意気だ』と言わんばかりで、わざと面倒くさい仕事を振られたり、つまらない嫌がらせをされます。やっかみなのはわかりますが、ちょっとひどすぎませんか?」