「社内リストラ族からの冷たい目」 転職期待のウラに“新・落とし穴” (4/4ページ)

2012.10.19 07:30

【こうならないためには…】

事前に一緒に働くメンバーと会わせてもらおう

入社後に一緒に働くメンバーと会わせてもらい、直接話を聞くことができれば、部署の雰囲気を事前に知ることができたはずです。また、チーフクラスとしての採用ですから、「今回の採用の目的は?」と確認しておきたいところ。「社内の活性化が急務」「若手の底上げ」など、あなたに期待される役割を知ることで現状の問題点がわかります。

【Case4】誰も仕事を教えてくれない!

人材業界の営業からWebマーケティング会社の営業に転職した27歳女性

「転職先では、私の入社直前に思い切った派遣切りを行い、部署は私を含めて3人。これまでの3分の1の人数で同じ量を回すため、とにかく激務で…。先輩たちには全く余裕が見られず、仕事を教われる雰囲気は皆無。『話しかけるな』とにらまれます。しかも、経費削減により簡単な導入研修しか受けられず、いまだにわからないことだらけ。とりあえず、見よう見まねで仕事をこなしていますが…」

【こうならないためには…】

「誰に仕事を教われるか」を面接で確認しよう

人員削減が急務の企業では、ありがちの落とし穴です。もし人員削減した事実が先にわかっている場合、面接段階で「仕事の相談は、誰にできますか?」と確認しておきたいところ。「営業同行は誰がしてくれるのですか?」でもよいでしょう。また、「配属となる部署のメンバーは何人ですか?」と、メンバー構成も合わせて聞いてしまってもよいでしょう。教育担当とは限りませんが、年の近い先輩や、ベテランの上司といった「あなたを取り巻く環境」が入社前にイメージできるはずです。

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