■今やっている仕事と期待されているレベルとのズレを認識する
仕事のアウトプットに対する認識の違いが、人間関係を悪化させる原因になっているケースもあります。職場の人間関係でストレスを感じる根っこになるものは、「自分に期待されていることがわからない」ことへの不安によるものが多いのです。自分のしている仕事が本当に求められているものなのか、ふたを開けてみて「そうじゃない」と言われたらどうしようという不安です。そういう「期待値のズレ」が生じないよう、今やっている仕事が本当に求められているものなのか、評価をする人に常に確認しておくことが大事です。上司がどんなアウトプットを求めているか、すり合わせた内容については紙やメールなどで形に残し、関係が悪化していると感じた際には、その内容を確認し、関係が悪化している原因となっているかどうかを探ってみましょう。
■自分の「悪い点」「改善すべき点」を近しい人に聞く
人間関係を悪化している原因を探るためには、自分を知ることは大前提です。最も良い方法は、できるだけ多くの人に「自分の悪いところ」「自分が改善すべきところ」を聞くことです。仲のいい人だけでなく、別の部署の上司や、一緒に仕事をしている取引先の人などでもいいでしょう。ただし、「実は○○さんとの人間関係に悩んでいて、その原因を探るために教えてほしい」とは決して言わないこと。親しい人ほど、同情されて終わりになってしまうからです。あくまで「今後、自分が成長するための糧にしたいので教えてほしい」というふうに意見を求めることです。いろいろな立場の人の客観的な意見は、面白い発見につながるでしょう。自分の考えに偏りがあることを確認できたり、立ち居振る舞いにどんな問題があったかを気づくきっかけになるはずです。