営業は終わりのない数字との戦い キャリアチェンジ組の話を聞いた (3/4ページ)

2012.11.9 09:00

しかし、毎日が激務で、終電帰りが当たり前。売り上げが上がれば上がるほど業務量も増え、休日を取るのもままならなくなってしまいました。入社3年目に結婚したのですが、夫のほうが家に帰るのが早く、毎晩夜中まで待たせてしまうのが辛くて…。この人のためにもっとやるべきことがあるのでは?と思い、26歳の時に転職を決意しました。

希望は、今より残業が少なく、休みが確保できるところ。営業の仕事は好きだったので、別の職種への転身は考えていなかったんです。ルート営業がメインの今の会社を見つけ、応募したところ、面接の場で「前職がそんなに忙しかったのであれば、営業職ではなく、まずは営業事務をやってみない?」と提案され、「まずは、なのだったらチャレンジしてみようか」と何の気なしに入社を決めました。

今の仕事に就いて、早くも2年。「思いのほかこの仕事に向いている」と感じています。前職はアシスタントがおらず、提案書作りや見積もり作成、営業数字管理などすべての文書作成をこなしていたので、書類作成はお手のもの。営業時代、外回りをしながら「今のうちにアシスタントが見積もりを作ってくれていたらどんなに楽か…」などと考えていたので、今は必要になると思われる書類を、営業に言われる前に先回りして作っています。「ありがとう!助かるよ」と言われると、本当に嬉しいし、経験が活かせる喜びも感じますね。残業もほとんどないので、家事との両立もできています。このままずっとここに勤め続け、「営業事務の生き字引」になるのが今の私の目標です。

終わりのない数字との戦い「いつまでこれを続ければいいのか」

リクナビNEXTが「今すぐの転職」「いつかの転職」に役立つポイント

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!