機械商社・営業事務職/三宅洋子さん(28歳・仮名)
■【営業継続組】数字だけでなく組織を率いるやりがいを求め、営業マネージャーを目指すと決意
前職は、不動産会社の営業職。戸建住宅の新規開拓営業として、個人宅に飛び込みを続ける日々でした。しかし、いくら頑張って受注を上げ、目標を達成しても、次の期にはさらに高い目標を課される。終わりのない数字との戦いに、「いつまでこれを続ければいいのか」と徐々に疑問を覚えるようになったんです。
3年が経ったころ、キャリアチェンジを真剣に考え、いろいろな職種を検討しました。「若いうちは体力勝負で何とかなるが、将来を考えたら資格や技術を身につけたほうがいいのではないか」とエンジニアになることも検討したほど。しかし、今までの営業としての3年もじっくり振り返ってみて、営業の面白さも再確認したんです。営業は画一的なものではなく、会う人ごとに話す内容もアプローチ方法も変えなければいけない。でもそれを考えるのが楽しいんだと気付きました。そこで熟考の末、「数字だけではなく、部下をまとめ育成し、組織を率いるという、今までとは違うやりがいを得るために、マネジメント職を目指そう」と決意しました。
現在、早くマネジメント職に就けるチャンスが高い、小規模のネットベンチャーを中心に「営業マネージャー候補」としての入社を目指して転職活動中。まだスタートしたばかりですが、前職での経験と実績が評価され、書類通過率は高く、面接にも呼ばれ始めています。入社後は、まずは営業の最前線でバリバリ働きつつ、新しい事業の立ち上げなどにも積極的に関わり、できるだけ早く営業全体をまとめる立場につきたいですね。
不動産会社を退職し転職活動中/花岡公平さん(28歳・仮名)