【小倉氏の回答】 約束し、守れる環境をつくる。それがリーダーの役目
人が育っていくための基本は、「約束をして、それを守る」ということ。ダメな部下のモチベーションを上げる方法を考えるのも同じです。しっかりとコミットメントしたうえで、ホンネの約束を交わすことからですね。約束をしたら、信頼して温かく見守ってください。進捗状況の測定を行う場合も、接し方に気をつけ、「主体性を奪わないこと」を第一に考えてあげましょう。よくできたと褒めれば依存が生まれますし、頑張りが足りないと叱れば、主体性がなくなります。ではどうするか? 一番いい方法が、「一緒に喜ぶこと」なんです。途中経過を聞きながら、「そうかそうか、それは俺も嬉しいよ」と声をかけてあげましょう。主体性を奪わず、ニュートラルに接しながら、やる気もフォローするためのとっておきの接し方です。なんて面倒臭いんだ、と思うかもしれませんが、人を育てていくことは簡単なことではありません。時には厳格な父親のように、時には母親のような包容力でと、その場その場で役割を変えながら接してあげることこそが、あなたの大切な役目なのです。よって、年上の部下の場合も、会議の遅刻に対しきちんと約束を交わすことです。約束が守れない場合は、それなりの措置、つまり大事な仕事を任せないなどといったことを考えればいいでしょう。