「チラ見で十分」vs「ずっと見ていたい」派
ツアーで興味深かったのが英国やドイツなど欧州の観光客の反応だ。なかなか拝めないオーロラを求め、そのためにツアー費を払っているはずなのに、どちらかというと仲間同士のおしゃべりに夢中…という参加者が目立った。観測場所に到着し、夜の冷気の中へ、三脚とカメラを抱えて勢いよく出て行った男性グループが、30分後にはみんなテントへ撤収していた。その後は、ココアを飲んだり、クッキーを食べたり、延々談笑タイムが続く。オーロラが出ているかチェックする素振りもない。そのくせ、偶然現れた野生のトナカイに大騒ぎしたりして、なんとも自由だ。
その後も、バスが止まると20人ほどの欧州勢が一瞬外に出て、空を見上げオーロラを確認したら、すぐに車内に戻っておしゃべり…といった光景が続いた。
一方で、欧州勢でも熱心にオーロラを撮りつづける少数派の姿も。ひたすら黙々とシャッターを切る人、撮影方法を確認しながら撮った写真のできばえに一喜一憂するカップル…。