社員が使うパソコンはトリプルモニター形式=大阪府吹田市【拡大】
「みんなのお気に入りの曲を集めて、BGMにしているんですよ」と、マーケティング部事業長補佐の堀内寛裕さん(29)が説明してくれた。
オフィスではプログラム、マーケティング、管理部門の社員11人が、ラフな格好でパソコンに向かって黙々と仕事をしている。
すぐに気がつくのは、オフィスにつきものの電話やファクシミリ、書類などが見当たらないことだ。社員が向かっているパソコンはトリプルモニター(3画面)形式。社員や取引先とのやりとり、企画作成、スケジュール管理などに活用している。
ユニークな「強制退勤制度」「ノートーク制度」も
東京・池尻大橋にある東京オフィスや、米シリコンバレーに常駐している山本敏行社長(34)とは、テレビ会議を通じてやりとりする。
「仕事の最中に電話がかかってきて、思考が途切れてしまうようなことがない。とても集中できます。パソコンを1画面から2画面に増やすだけで、業務効率は1・4倍になるんですよ」と堀内さん。