では最後に、どうすれば「聴く力」や「読む力」を訓練できるのだろうか。
様々な手法があると思うが、私は「世代を越えたコミュニケーション」を薦めたい。「聴く力」や「読む力」は、相手に気を配りながらでないと身につきにくい力だ。相手に気を使いながら、自分の主張を織り交ぜていく。例えば、部活(OB・OG)やアルバイト、教授との会話など、学校生活には自分と異なる世代の人間とコミュニケーションをとる機会がたくさんある。そのような機会を利用しながら、相手の話に頷き、共感し、相手の質問に対して適切な回答ができる訓練をしなければ、就職活動が始まってから付け焼刃的に訓練したとしても、既に訓練している学生には負けてしまう。
就職活動において、企業研究や自己分析などは無論重要であるが、それよりももっと先に基本的なコミュニケーションを訓練することから始める必要があるだろう。(「内定塾」講師 水本幸太郎)
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