誰もが驚く“ツタヤ図書館” 次代のモデルケースになれるか (5/6ページ)

2013.9.16 12:00

 プラネットは白色に統一された柱に支えられており、まるでキノコがぷかりと浮かぶ様子に初めて入館した利用者は「まるで未来都市に迷い込んだよう」と驚くという。

 プラネットはグループミーティングスペースとして利用。1、2階の入り口手前近くには気軽に集まって会話ができるようイスやテーブルを配置した。

 個人スペースも全266席を確保。1~5階の外側の壁に向かって書架を囲むように並び、空調をブースごとに調整できるほか、パソコンを利用することもできる。旧図書館の蔵書が多く収納できないという問題点は、地下に書庫を設置することでクリア。さらに、カウンターの職員が端末で操作すると、自動で書庫から本が運ばれてくるという「自動書庫システム」を採用しており、こちらも“近未来的”だ。

 電子書籍も図書館化

 一方、自宅のパソコンで電子書籍を借りられる「電子図書館」が人気を呼んでいるのが、和歌山県有田川町の「町地域交流センターALEC」だ。

 提供する電子書籍は町が業者から購入する。「シャーロック・ホームズ」シリーズや、日米野球史など文学、社会科学、一般教養計数千タイトルをそろえた。

図書館から離れた場所の住民でも気軽に利用できる

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