栄養学学ぶ大学生がレシピ開発 地域の健康な「食」に貢献 (3/4ページ)

2013.10.20 09:08

 店が栄養学の観点から商品をアピールできる一方、管理栄養士を目指す学生にとっては「勉強になる」(シーラボ代表の3年、瀬下美紗さん)。総菜や弁当をスーパーと共同開発し、店頭PRも行った。3年の加藤勝大さんは「原価も考えるなど、マネジメントが身に付く」と話す。

 サンドイッチ、菓子

 自治体と大学との連携では、埼玉県坂戸市と同市内の女子栄養大が、認知症や脳血栓などの予防に効果があるとされるビタミンの葉酸を含んだサンドイッチや菓子などのレシピを開発し、地元のパン店など5店に提供している。

 同市は同大の研究を基に、葉酸摂取を市民に勧めるプロジェクトを18年度から展開。葉酸を多く取れるメニューや食品を提供する店を応援店に認定しており、同大がレシピを提供した店を含め、50店に広がった。

 同市によると、市民対象のアンケートで、葉酸を「知っている」「聞いたことがある」と答えた人は20年度の76%から今年度は85%に増え、認知度が高まったという。大学と地域の店や自治体などとの連携は、健康を意識した食生活につながるのか注目される。

大学にとって、地域貢献活動は重要課題となっている

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