大和ハウスグループの日本住宅流通(大阪市)が11月から始めた「相続税納税支援サービス」を紹介するパンフレット(西川博明撮影)【拡大】
日本住宅流通の南浩史・執行役員事業部長は「(相続人は)納付期限までに急いで土地をたたき売る必要はない」と新サービスの意義を強調する。
依頼者に対する立て替え融資額は、500万円~3億円に設定。また、現金化する土地の売却支援も行い、相続税の納付期限に間に合わない場合は、大和ハウスグループで査定価格の9割を上限に土地を買い取り、現金化を保証する。初年度は100件程度の利用を想定している。
大和ハウスグループにとっては、土地を買い取ったとしてもグループ内の事業で必要になる土地が確保できるというメリットがある。日本住宅流通の藤田実社長は「国税庁の統計によると、相続人の3分の2は三大都市圏で占める。今後は名古屋など中部圏での展開も進めたい」と事業拡大に意欲を見せる。