月経前に家事や仕事の作業能力が著しく落ちたり、対人関係に苦痛を感じて問題を引き起こしたりするなど生活に支障が出る場合はPMDDを疑った方がいいという。
精神科で受診を
PMDDの治療は服薬が一般的だ。「基本的に服薬による治療を行えば、PMDDは治る病気」(山田教授)で、セロトニンの減少を抑える治療薬を使う。服薬期間と量は個人によるが、毎月、月経の始まる2週間前から月経が始まって症状が出なくなる時期まで服薬する。完治までは個人によるが、薬で症状を完全に抑えた状態を最低1年は続けるといい。
PMDDは結婚や出産、ライフスタイルの変化などが引き金になって発病することもある。山田教授は「PMDDだと思って受診する人が実は普通の鬱病だったり、気分変調症だったりと別の精神疾患のことも多い。他の精神疾患と見分けるためにもPMDDが疑われる人は精神科で受診してほしい」と話す。
東京女子医大東医療センター精神科のPMDD専門外来の問い合わせは(電)03・3810・1111。