疑似店舗で手打ちうどんに挑戦する新入社員(グルメ杵屋提供)【拡大】
現在、同社の新入社員研修は座学に加え、本社に併設した疑似店舗での実習を中心に進めている。そこで学んだことは現場でも検証。そうすることで「練習通りにはいかないことを体感できる」と、椋本社長は話す。実店舗での反省点は持ち帰り、技術や手順を磨いていく。1年間はこれを繰り返す。
理論も実践も不可欠
その座学は企業理念に加え、会計や英会話、リーダーシップなどまでたたき込む、まさに幹部教育。入社1年後の就任を目指す店長としてはもちろん、将来、本社の部門長や役員としてのマネジメント力を身につけるためだ。
一方、疑似店舗では割烹(かっぽう)などで経験を積んだプロの板前が講師を務め、「料理のいろは」を教える。食器の洗い方やネギの切り方、うどんの手打ちなどを伝授。グループが展開する韓国料理店や洋食店での調理も、それぞれの講師が指導する。メニューとして扱っていない魚の三枚おろしなども学ぶ。