注目されるようになったのは平成15年、居眠り運転をした山陽新幹線の運転士がSASと診断されたことから。最近では群馬県の関越自動車道で24年4月、乗客7人が死亡した高速ツアーバス事故で、被告の運転手が鑑定留置でSASと診断された。
イメージとして働き盛りの肥満男性に多いSAS。企業レベルでの啓発が進んでいるが、女性がかかるリスクが閉経後に高まることはあまり知られていない。
「閉経後に有病率が高まる要因として、女性ホルモンの影響が疑われている。女性とSASの関係が知られるようになったのはここ2、3年。更年期症状と似ているので気づきにくいが、女性が社会で重要な地位に就くようになり、仕事にしわ寄せが生じる症状が意識されるようになったのではないか」。SASに詳しい「RESM(リズム)新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック」(横浜市港北区)の白浜龍太郎院長は指摘する。