「日本の地方」描く20作品 海外での翻訳出版目指す

2013.12.28 09:55

 海外ではまだなじみの薄い日本の優れた文学作品などを紹介する、国際交流基金の冊子「Worth Sharing」第2巻が発行された。「日本の地方」をテーマに、国内の多様な歴史や風景を印象的に描く20作品を選んで英語の紹介文を掲載。5000部を作成しており、国際ブックフェア会場などで配布し海外での翻訳出版につなげたい考えだ。

 掲載作のうち、小説が18作品を占める。佐藤泰志著『海炭市叙景』や井上ひさし著『吉里吉里人』、桜庭一樹著『赤朽葉家の伝説』、田中慎弥著『共喰い』などジャンルや発表年、描かれる地域は幅広い。このほか、ノンフィクション2作品も収められている。

 今年2月に出した第1巻は「日本の青春」をテーマに編まれた。来年中に第3巻を発行する予定という。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!