「熟成させる前のフレッシュな新酒は梅本来の味わいが出る。熟成した梅酒と比べ、違いを味わってほしい」と中野さん。中野さんによると、「本物」を知り、こだわりを持つ人が増えている。自分で梅酒を漬ける人も増え、同社が開くセミナーが好評だという。
梅の名所「偕楽園」(水戸市)の観梅時期に合わせ、3月上旬に開かれる「水戸の梅まつり梅酒大会」では2年目の今年、梅酒を原料の違いによって、(1)蒸留梅酒(2)醸造梅酒(3)ブレンド梅酒-の3部門に分けて審査することが決まった。主催する水戸観光協会は「多種多様な梅酒が生産、販売されるようになった。味わいの違う梅酒を分け、より良い審査をしたい」と説明する。
同大会は地元酒蔵が手掛ける梅酒の評価が高まったのがきっかけで昨年、東日本初の全国規模の梅酒大会として始まった。全国から150を超す銘柄が集まり、今年はさらに多くの銘柄が参加する予定だ。