鍵は5W1H
どのようにしたら医師に痛みをうまく伝えられるのか-。三木医師は「5W1Hが鍵になる」と言う。「自分の痛みについて、いつ・どこが・どのように痛むのかなどを診察前にメモにまとめれば短い診察時間の間に的確に伝えることができます」
ただ、痛みに過度な注意を払うあまり、日常生活が送れなくなったり、周囲からの孤立を感じたりすることもある。
愛知医科大学病院痛みセンター(愛知県長久手市)の牛田享宏(たかひろ)センター長は「痛みだけに気持ちを向けず、仕事や趣味やスポーツなど患者が自分のやりたいことをやれるようになる状態にもっていくことが治療」と指摘。そのうえで、「残念ながら痛みは完全にはなくならないことが多い。そのことを受け入れながらリハビリや投薬などの治療に臨み、生活を楽しんでほしい」と話している。