減塩委員会は取り上げる減塩食品の規定として、自社既存品比で20%以上塩分を減らした商品などとしている。この取り組みには既に各メーカーから52品目が寄せられ、学会のホームページ(HP)で先行紹介されている。これらは、塩、和洋中だし、梅干し、めんたいこ、うどん、ラーメン、ハムなど多岐にわたる。大切なのは、減塩食品でもおいしい味を追求した減塩食品を掲載している点だ。
安東氏はこの52品目について、「減塩食というと薄味の病院食というイメージがあるが、食品メーカーの努力によって味の良いものが出来上がった」と評価する。
ホテルメニューにも
こうした市販の減塩食品を使ったレストランが出てきている。名古屋市のホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」の日本料理「西の丸」もその一つ。四季折々の松花堂弁当を1食2グラム程度に減塩して平成24年12月から提供している。料飲部支配人の福森智昭さんは「減塩によるおもてなしというコンセプトで、健康を気遣うお客さまに好評をいただいている」と語る。