神戸市は昨年度、鑑札と注射済票を刷新した。「飼い犬に装着したくなる魅力的なデザイン」をコンセプトにデザインを公募。全国から鑑札314点、注射済票253点の応募があり、鑑札には、潮風を心地よく受ける犬の姿を描いたミナト神戸らしい作品が採用された。ポリエステル製で洗濯もできるリボン風の注射済票を平成22年から採用しているのは東京都大田区。鑑札の2カ所の穴にリボンを通し、首輪に付ければアクセサリーのようだ。
未登録300万匹近く
鑑札や注射済票は「狂犬病予防法施行規則」で、様式は全国統一だった。しかし、19年から一定の要件を満たせば各市区町村で自由にデザインできるように制度変更された。
背景には、法律で義務付けられている犬の登録や予防接種を行わない飼い主が少なくない、という現実がある。