冷蔵庫は棚の外せる部分は全て外し、洗剤で洗い、乾かす。野菜室のごみは掃除機のホースにラップの芯などを付けて、吸い取る。壁面や固定棚は固く絞ったぼろ布で汚れを拭き取り、スプレー式の消毒用エタノールを吹き付けておくと、内部で細菌やカビが繁殖しにくくなる。
野菜は洗って保存
冷蔵庫の内部を掃除した後は食材の置き方にも注意する。小まめな掃除が難しい冷蔵庫の棚の上部には、缶ビールや缶ジュースなど汚れが付きにくいものを置く。掃除しやすい下部の棚は肉や魚など冷凍食品を解凍するスペースを確保。解凍中にパックから肉のドリップなどが漏れ出る可能性があるためだ。
注意が必要なのが野菜室。ゴボウなどの土付きの野菜をそのまま保存すると、土に含まれるカビが冷蔵室全体に移ってしまう可能性が高い。カビが最も繁殖するのは20~30度だが、0度以上でも生存し続ける。川上室長は「野菜は面倒でも購入後、すぐに洗い、密封して保存する。冷蔵庫から出したらそのまま調理できるようにしておくといい。冷蔵庫内の冷気は循環しているため、一度、カビの胞子が入り込むとなかなか完全に除去するのは難しい」と話している。