進化続ける「子供乗せ自転車」 タイヤ小さく、低重心タイプが人気 (3/4ページ)

2014.5.18 12:02

 事故をなくそう

 こうした状況を受け、女性向けサービスや商品を提供する「パワーウーマンプラス」(さいたま市中央区)代表の北方真起さん(36)は昨年5月、「おやこじてんしゃプロジェクト」を立ち上げた。ルールや注意点などを学ぶ勉強会を約70回開き、母親ら約1500人が参加。北方さん自身、自転車に子供を乗せたまま転倒した経験がある。「自転車で通行するためのルールを知らなかった。子供たちのために学ぶ機会が必要だと感じました」

 勉強会ではまず、転倒した経験のある母親に話をしてもらい、危機感を共有。自転車を選ぶポイントとして、自転車協会の基準適合マークについて伝え、子供にはヘルメットを着用させるなどの「自転車安全利用5則」を確認する。

 一方的に情報を伝えるのではなく、母親同士で学び合う場としているのが特徴だ。北方さんは「母親も子供も自転車事故の被害者にも加害者にもならないために安全な乗り方を広めたい」と話している。

※自転車安全利用5則

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。