サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕まで2週間余り。「読んでおけばW杯をより楽しめる」というおすすめの書籍を、専門誌「週刊サッカーダイジェスト」の谷沢直也編集長と、今年創設された「サッカー本大賞」の選考委員長を務めた作家、佐山一郎さんに聞いた。(戸谷真美)
谷沢さんのおすすめは(1)『鈍足バンザイ! 僕は足が遅かったからこそ、今がある。』(幻冬舎)(2)『サムライブルーの料理人 サッカー日本代表専属シェフの戦い』(白水社)(3)『マラカナンの悲劇 世界サッカー史上最大の敗北』(新潮社)-と、ファンでなくとも親しみやすい3冊。
(1)は今季独1部リーグで15得点、代表戦でも歴代3位の得点を挙げている屈指のストライカー、岡崎慎司の初の著書。多くの欠点と向き合ってきた軌跡が、同選手らしい軽快な筆致でつづられる。「エリート選手ではないし、華もない(笑)。でも、コンプレックスをプラスに変えてきたからこそ、今がある。子供たちにも読んでほしい」と谷沢さん。