初夏の楽しみ「自家製梅酒」 揺らして、眺めて、味わう (2/3ページ)

2014.6.15 07:58

講師を務める料理研究家の市原由貴子さん=横浜市技能文化会館

講師を務める料理研究家の市原由貴子さん=横浜市技能文化会館【拡大】

  • 竹串を使い、青梅の軸を取る
  • 容器に青梅と氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーを注ぐ。作り方は意外に簡単
  • 漬けて1年が経過し、こはく色になった梅酒(手前)

 分量は一般的には梅1キロにつきホワイトリカー1升(1・8リットル)の割合だが、「私は梅リッチなんです」という市原さんのレシピは梅が通常の1・5倍。この日はホワイトリカー2分の1升(900ミリリットル)に梅750グラムを使った。

 氷砂糖を使うのは「すぐ溶ける砂糖と違い、じわじわ溶けるので、梅のエキスが徐々に出てくる」ためだ。砂糖の量は好みで変えられる。あまり減らすと梅エキスを引き出せなくなるという。

 味わえるのは漬けてから1年後。市原さんは「梅のエキスが抽出されるのを待っている間、見るのが楽しみです。毎日、揺らしてみたりして、愛情が入っていくから手作りは楽しい。『うちの梅酒が一番おいしい』と思うんです」と待つ楽しみを説く。

 初心者でも手軽に

 梅酒は平成16年頃からブームが続いており、日本洋酒酒造組合によると、市販の梅酒の出荷量は24年に約3800万リットルと16年の倍近い。一方、家庭での梅酒作りは昭和37年の酒税法改正で解禁された。毎年、梅の収穫期が近づくと、スーパーなどには青梅のほか、梅酒を漬けるための容器やホワイトリカーが並ぶ。

容器に梅と砂糖を入れるだけ

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