支援型リーダーシップの主な特徴【拡大】
女性や外国人、障害者など多様な人材を生かすダイバーシティ(多様性)経営への関心が高まる中、リーダーに求める資質が変わろうとしている。従来の先頭に立って周囲を動かす「君臨・支配型」から、“異質”な人材の能力を引き出し、組織を活性させる「支援・奉仕型」リーダーへの移行だ。NPO法人(特定非営利活動法人)ユニバーサルイベント協会が主催する障害者らとのキャンプは、支援型リーダーを育てる試みとして注目されている。
キャンプで特性知る
「最初に目的を共有できたので、メンバーのやる気の維持を意識しながら、あれこれ指示せずに各自のやり方をサポートする形で全体を管理できた」
こう語るのは丹青社ストアエンジニアリング事業部の吉井ちよさん(32)。あるファストフードチェーンの店舗改装に、プロジェクトリーダーとして携わった。メンバーはベテランから未経験者まで、年齢も国籍も多様だったが、6月末の期限内に完了させた。
達成感たっぷりの吉井さんは「役立ったのがキャンプ。支援型リーダーシップを意識するようになった」と振り返る。