全国で初めて労働局と市、民間企業が協力し親子が遊びに訪れる施設で、子育てや仕事について相談できる場を提供する試みが始まっている。
8月27日、堺マザーズハローワークに求職中、在職中の母親と夏休みの小学生の計14人が集まった。母親が働くことについて親子で考えるセミナー「仕事と遊びの親子交流会」だ。
ハローワークの職員が労働力不足の問題や、女性が働くことが家計の収入面だけでなく、社会的に意義のあることだと説明。一方で仕事をしている女性も、家事や育児の負担が重い現状を指摘し「自分たちにできることを考えてみよう」と子供たちに呼びかけた。
参加した堺市南区の小学6年、本多斗(とう)夜(や)くん(11)は「今も洗濯干す手伝いをしているけど、もっとお母さんを手伝おうかな」と話した。
いまだ多い制約
女性の年齢層別の就業率は、出産、育児で仕事を辞める女性が多い30代が落ち込む「M字カーブ」を描いている。就業率の底上げには、育児中の女性を企業がいかに受け入れ、戦力とできるかが大きな課題だ。