児童虐待の社会的コストは年1.6兆円 民間研究機関が初の試算 (2/4ページ)

2014.10.5 07:15

 同年度に全国の児童相談所が児童虐待として相談対応した件数は6万6701件。虐待と心中により死亡した児童は90人にのぼる。

 直接費用のうち行政が虐待児を守るために投じた「行政コスト」は170億円。和田さんは「虐待を受けている子供がどれだけ行政から支援を受けたかを、子供自身の立場から推計した」と説明する。

 具体的には、複数の自治体の行政評価報告から児童相談所運営費(事業費、人件費)などを調べて虐待相談1件あたりの費用を算出し、全国の児童相談所の運営経費を61億円と推計。さらに市町村の虐待対応窓口と警察庁、法務省、文部科学省の虐待関連予算を合計した。

 総務省によると国の児童虐待関係の年間予算は約912億円(平成23年度)だが、和田さんは「児童相談所の人数や予算など、実際に虐待を受けた子供を守るシステムの貧弱さが明白になった」と指摘する。

「余分な」生活保護コストは年間で約3千億円

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