■目視でのチェックには見逃しも
しらすは、イワシやイカナゴ、ウナギなどの稚魚の総称。「しらす干し」「ちりめん」として市販されるのは主にカタクチイワシだが、捕獲方法によってエビやカニの幼生が混入することも珍しくない。
しらすパックは主に、産地で機械選別しパック詰めされたものとスーパーの作業場で小分けされるものがある。エビ・カニ含め異物が混入していないか、最後は目視でのチェックになる。
スーパーの品質管理担当者によると、エビ・カニは平成22年にアレルギー物質として表示が義務化されて以降、チェックを厳しくしたが、それでも百パーセント混入を防ぐことは難しい。エビ・カニは混入の可能性があることを表示すればいいが、フグは表示の有無に関係なく混入してはいけないもの。見逃したものを販売すれば食品衛生法違反となるだけに、関係者は頭を悩ませている。