助産師の実演にあわせて子供をマッサージする母親ら。気持ちよさそうに寝入ってしまう子供もいた=大阪市中央区の国立病院機構大阪医療センター【拡大】
このため、教室を選ぶ際には、親が安全性を確認する必要がある。ベビーマッサージ協会のチーフインストラクター、五十嵐裕子さん(31)は「どんな団体で学んだ講師なのか、どんなオイルを使用するのか、室内が清潔か、室温は衣服を脱いでも適温かなどを判断し、安全で信頼できる人を選んでください」。
乳児は体調が変わりやすい。寺田さんによると、予防接種後48時間以内や体調が悪いとき、授乳直後には行わない方がよい。うつぶせにして行う背中のマッサージもあるが、首が据わっていない場合は抱っこして背中をさする。嫌がったり泣いたりした場合はすぐに中止し、やさしく抱っこしてあげるのがよいという。
男児2人が死亡した事故では、NPO法人の代表が直接、子供の首をひねるなどのマッサージを行ったとされる。
子供の発達の状態などから、体をもみほぐすような施術を希望する場合はどうすればいいのか。寺田さんは「民間療法に頼るのではなく、病院や児童相談所に専門の医療機関を紹介してもらい、理学療法士や作業療法士に任せるのがよいでしょう」と話している。