工場を見学すると味、香りの決め手となるサツマイモへの強いこだわりを感じる。使用するのは「黄金千貫(こがねせんがん)」という品種で、見た目はまるで大きなジャガイモ。薄味ながら甘みがあって蒸して食べてもイケる。
収穫から3日以内に工場へ。洗浄された芋を運ぶベルトコンベヤーを20人ほどが囲み、黒ずんだ部分などを手早く切り取っていく。機械化が進む中で、この選別作業だけは人の目と手が欠かせない。
「イモ臭さ」や雑味がない焼酎はこうして生まれる。
同社のブレンダー、外村舞さんは「料理に合わせやすいのも人気の理由です。自分の好きな度数に割って飲めて、飲み飽きないという声をよく聞きます」と説明する。
寒い季節の定番のお湯割りは、まずグラスにお湯を先に入れてから焼酎を注ぎ、自然に対流させて飲むのがお勧めだとか。