東京・大手町の経団連で開催された就職活動セミナー。会場には緊張感が漂う【拡大】
椅子に座ったら背筋を伸ばし、背もたれにもたれない。周囲をキョロキョロ見渡したりせず、面接官と目線を合わせて語尾までしっかり話す。謙譲語や尊敬語など敬語の使い方に気を配るのは基本だが、注意したいのは面接官との会話のなかで、相づちを打つタイミングだ。山田さんは「早すぎると面接官は自分の話を遮られる感じを抱くし、多すぎてもこちらの話を聴いていないのではないかと思ってしまう」と教えてくれた。
面接で必ず聞かれるのは志望動機だろうが、これで採否が決まることはほとんどない。「仕事を通じて社会貢献がしたい」など奇をてらわないオーソドックスな答えで十分だ。同様に学歴も採用を左右しない。高学歴をアピールすると逆効果になることもあるので簡潔明瞭に伝える。
たばこを吸わない面接官も多いのでたばこのにおいは厳禁。女子学生の喫煙は面接で明らかにマイナスに働く。有給休暇や年末年始の休みを聞くのもご法度だ。企業は従業員に給与を支払い、働く人はその給与以上の利益を会社に返すことで評価される。入社希望者は自分が会社に給与分の貢献ができるはずだという可能性しかアピールできない。給与や休みの交渉は入社後に成果を出してからと心得たい。