パナホーム(大阪府豊中市)では24年7月、住居へのこだわりが強い女性の価値観やニーズをより正確に把握しようと、社内研究組織を設立。20~50代の女性への調査から、たとえば単身なら「洗面所でメークすると照明が暗くて色が分かりにくい」、子供がいる場合は「食事の支度中に子供の様子が分からず心配」といった不満を抱いていることが分かったという。
こうした調査結果を生かして女性視点の賃貸住宅「ラシーネ」を首都圏中心に展開し、今年9月末までに約750戸を受注した。担当者は「女性オーナーから、自分の住みたいような物件にしたいとの希望を聞くことも増えました。周辺の賃貸物件と差別化を図ることで、空き室を回避できるというメリットもあります」と話している。