しかし、就職活動は学生にとって、これからの長い人生を左右する重要な決断のプロセス。「学生有利」の報道や、先輩たちの「就活楽勝宣言」に気をとられてしまうと、重要なことを見過ごしてしまうリスクがあることを忘れてはなりません。
就職みらい研究所が毎年調査・発表している「就職白書」によると、平成28年卒の採用活動に関して、「採用数に満たなくても求める人材レベルは下げない」とした企業は、8割程度(「未定」回答を除く)。従業員規模に関係なく、「量より質」の方針を掲げていることが分かります。
企業で採用に携わる人事担当者からは、「経済のグローバル化が進み、競争が激化する中、現場で求められるレベルが高くなっており、基準を下げられない」「入社後に活躍してもらうため、志望度の高さを重視している。自社への熱意が低い学生は採用できない」といった声が聞かれます。