大人になっても十分な免疫を維持するため、2種混合の接種は大事だが、24年度の接種率は75・7%と8割を切る。厚労省は「4種混合で接種する乳幼児期から期間が空き、保護者の関心が薄れることなどが原因」としており、接種率を上げることが課題となっている。
昨年10月から定期接種の対象となった水痘ワクチンは、1回の接種では免疫が十分につかない。症状は軽いものの20~50%が発症する。しっかりと免疫をつけるためには、1回目から3~6カ月の間隔を開けて2回目を接種することが大切だ。
予防接種の接種間隔は、免疫がつきやすい時期などを考慮して決められている。長崎大病院小児科の森内浩幸教授は「接種率が低下すると、治まっていた病気の流行が新たに起こる可能性もある。予防効果を確実にするために、定められた接種回数を守ってほしい」と話している。