病気をコントロールするには、適切な薬物療法とともに、運動機能の維持が大切だ。パーキンソン病を発症し、体を動かさなくなると身体機能が低下して寝たきりになる恐れもある。「毎日の生活で、大きく体を動かすようにしてほしい」と村田医師。
体力維持のためには、ジョギングやウオーキング、水中歩行など、呼吸や脈拍数が少し増える程度の運動が効果的だ。足の関節が硬くなると、つまずきやすくなるため、予防には柔軟性を維持するストレッチがよい。
生活環境整えて
日常生活でもちょっとした工夫で、パーキンソン病の患者が過ごしやすい環境を整えることができる。
まず、気を付けたいのが転倒だ。室内の段差をなくしたり、家電製品のコード類をまとめたりすれば、転倒の原因が減る。特徴的な症状の一つで、歩こうと思っても踏み出しにくい「すくみ足」の人は、テープなどを使い、床に歩きやすい幅で目印を付けると足を踏み出しやすい。