農薬や農業生産資材を扱う三笠産業(山口市)は自社の微粉砕技術を使い、平成16年に野菜を微粉末にした「野菜ファインパウダー」を製品化、種類を増やしてきた。製菓・製パン・製麺の業務用のほか一般向けにホウレンソウ、紫イモなど15種を販売する。一般家庭では色のきれいな小松菜やカボチャ、紫イモのパウダーをパンなどに入れたり、ゴボウのパウダーを鶏団子や炊き込みごはんに混ぜ、香りを付けたりするという。
人気のあるパウダーはレンコン。広報担当者は「ヨーグルトと混ぜて取る人が多い。『乳酸菌と一緒に取ると体質改善につながる』といわれており、粉末だと手軽なので好まれるようだ」とする。「レンコンに限らず需要が伸びてきている。いろいろな使い方を知ってほしい」といい、自社サイト「便利野菜」でレシピを公開している。
健康食材として
お茶製造卸しの梶商店(大阪府東大阪市)は昨秋、「日本の野菜パウダー」9種を発売した。もともと国内外の健康茶や、穀物を原料とするお茶などを販売しており、約2年前にアンチエイジング効果が話題になったゴボウ茶ブームをきっかけに野菜パウダー製造に乗り出した。