なぜコーヒー栽培を始めたのか ウォール街の金融マンから農園主に転身 (4/4ページ)

2015.5.10 07:04

背よりも高いコーヒーの木から豆を手済みする山岸さん(左)ら

背よりも高いコーヒーの木から豆を手済みする山岸さん(左)ら【拡大】

  • 色づいたコーヒーの実。赤く完熟した実だけをより分けて摘む

 それでも「山岸農園」の当期利益は2009年の土地購入以来、6期連続で赤字だ。畑付きの家屋を約100万ドル(約1億2000万円)、買い増した土地が約26万ドル(約3120万円)、それを畑地にするのに約10万ドル(約1200万円)かかった。これに人件費は含まれていない。

 今年6月ごろをめどに知人の協力を得てネット販売も始める。コーヒー農家の直接販売は日本では珍しいが、山岸さんは「外国で栽培されたコーヒーを輸入して国内で販売する日本のコーヒー業界はセールスの人々で成り立っていて生産者側の人間がいません。日本の消費者に売り手の思惑とは無縁のピュアなのコーヒーの香味を知ってもらいたい」と話す。

 直販が軌道に乗れば収支の改善にも役立つはずだ。ただ、品質維持のためいま以上の農園拡大は考えていないという。

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