「東洋のマチュピチュ」と紹介される竹田城跡など海外でも注目される観光スポットを抱える兵庫県北部の但馬・丹波地方は「日本を感じられる穴場」と外国人観光客が急増している。ただ、竹田城のある朝(あさ)来(ご)市の中心市街地は観光客から素通りされ、人の姿はまばらだ。このため朝来市や周辺の篠山市では、古民家を宿泊施設にしたり、地元料理や祭りを楽しめたりすることで、地方でも日本の魅力を発見できる旅を提供する試みが始まっている。(牛島要平)
「竹田城跡はJR竹田駅が最寄り駅だが、周辺で食事の場所を見つけるのに苦労した」「街中にレストランがほとんどないので、あらかじめ軽食を持参した方がいい」
日本の城について情報提供している外国人向けインターネットサイト「Jcastle」には、竹田城跡が海外で注目され始めた約4年前、訪れた外国人のそんな言葉が並んだ。
竹田城跡は、「東洋のマチュピチュ」と日本人の間では知る人ぞ知る名所だったが、海外メディアに「霧でできた“雲海”に石垣が包まれて浮かび上がったようにみえ、まるで天空の城だ」と紹介されたことで外国人観光客が急増した。