海外提携大学との交流は生き残りの武器になる、来日した米ペンシルバニア州立大生と歓談する茨城大学の学生【拡大】
少子化で受験対象年齢である18歳人口が一気に減る「2018年問題」も目前。大学は学科試験ではなく面接や論文で選抜したり、推薦入試を実施したりと学生確保に必死で、他校と差別化するための自校PRにも余念がない。
授業は英語、留学が義務
差別化の有力ツールは「国際化」だろう。秋田市に国際教養大学(AIU)という公立の大学がある。2004年に設置された地方独立行政法人・秋田県が運営する全学約3000人規模のリベラルアーツ(教養)系の単科大学だ。
同大の資料によれば、学生は全国各地から集まってくるほか、世界46カ国・地域からの留学生が5人に1人いる。教官は半数以上が外国籍で、ほとんどの授業は英語で行われる。
新入生は必ず学術英語のプログラムを受け、一定基準以上のレベルに達しなければ次の基盤教育科目に進めない。さらに必修科目と特定単位を修めて英語をレベルアップし、海外の提携大学へ留学に出る。1年間の留学が義務で、30単位を取得して来なければ卒業できない。