注意点
では届いた「ねんきん定期便」をどのように読み取ればいいのだろうか?
東京都葛飾区の社会保険労務士、今泉善雄さん(56)によると過去に年金記録が消えたり、迷子になったりしやすかったケースは(1)生年月日や名前の表記、読み方、性別の誤記(2)結婚、離婚、養子縁組により名字を変更したことがある(3)離職や再就職などで、国民年金と厚生年金など制度の異なる年金を渡り歩いた-などのケース。
そのため、「ねんきん定期便」ではまず「氏名や生年月日をチェックして」と今泉さん。
三上さんの場合、20歳の誕生月から国民年金に加入し、23歳で就職してからは毎月、厚生年金の保険料を納付していて加入期間のもれはなかった。
今後の注意点としては、(1)育児休業を取る場合は、休業期間中の保険料免除制度を利用する(2)結婚などで退職し、夫の扶養に入る場合は、夫の勤務先事業主に「国民年金第3号被保険者」になる届け出をして、手続きを依頼する(3)退職した場合、厚生年金から国民年金への切り替え手続きを自分で市区町村の窓口で行う-など。