応募書類の通過率が悪いのであれば、書類に書いている内容が企業に伝わっていない可能性があります。「どのような企業を受けて、どのような書類を提出したのか。書類が通った企業と通らなかった企業の違いは何か」を、キャリアセンターの方や学校のOB、親などなるべく社会人に協力をあおぎ、振り返ってみましょう。
第三者に見てもらうと客観的な意見がもらえます。自分は自信を持って提出した書類でも、書いてある内容が伝わっていないこともあれば、違うエピソードの方がいいという意見が出てくるかもしれません。就職活動を終えた先輩からは「中身の薄い書類を提出していたときは選考に通らなかった。周りの人に書類を見てもらい、自分の強みを言葉に落とし込めるようになると通過するようになった」との声が寄せられています。
グループディスカッションがうまくいかないのであれば、「議論に参加できていたのか」「人の意見をきちんと聞くことができていたか」など、当日の状況を冷静に振り返ってみましょう。書類は通るものの面接が通過しないのなら、面接では何を聞かれ、どう答えたのかを書き出してみましょう。そうすると、面接担当者の質問の意図とは異なる内容を答えていたり、自分が考えてもいなかったことを聞かれていたり、ということが分かると思います。