【江藤詩文の世界鉄道旅・夏休み特別企画】1都6県をたった140円でぐるり(5・完)長時間“大回り”を快適に過ごすポイントはこれだ! (2/3ページ)

2015.9.6 18:00

真夏日のことゆえ、腐敗防止のために凍ったスポーツドリンクでおむすびを冷やしていたミスター・スジ鉄

真夏日のことゆえ、腐敗防止のために凍ったスポーツドリンクでおむすびを冷やしていたミスター・スジ鉄【拡大】

  • たぶん人生ではじめて“駅そば”を食べたいと思った瞬間
  • 乗車した列車その1。新型車両はデザインが画一的というが、並べてみると個性がさまざまだ
  • 乗車した列車その2。新型車両はデザインが画一的というが、並べてみると個性がさまざまだ
  • 乗車した列車その3。新型車両はデザインが画一的というが、並べてみると個性がさまざまだ
  • 乗車した列車その4。新型車両はデザインが画一的というが、並べてみると個性がさまざまだ
  • 乗車した列車その5。新型車両はデザインが画一的というが、並べてみると個性がさまざまだ
  • 乗車した列車その6。新型車両はデザインが画一的というが、並べてみると個性がさまざまだ
  • 乗車した列車その7。新型車両はデザインが画一的というが、並べてみると個性がさまざまだ

 ときには小走りになるほどギリギリの乗り継ぎで、当然ながら駅でトイレに行く時間のゆとりもない。もちろん、地方色豊かな駅弁など買っているヒマだってない。また、近郊列車の悲しいところで、どうせ弁当を買っても、開いてのんびり食べられるような車内デザインでもないのだ。

 ミスター・スジ鉄からは、あらかじめ指令が入っていた。いわく「トイレは電車内のものを利用すること。また、簡単に食べられるものを用意すること」。

事前に“トイレがある列車”かどうか、まで調べて経路を決めなければならないとは…。スジ鉄、おそるべし。食料の持ち込み方法も、さすがのひと言だ。

 もし、シンガポールみたいに電車内での飲食が禁止されていたら、まる1日絶食しなければならない。いや~、駅弁文化のある日本っていいですね。ミスター・スジ鉄とうなずき合う。

 こうして生理現象と戦いながら、走り続けた(電車が)14時間。下車してもしばらく身体が振動しているように錯覚するほど満喫したのだけど。

かつて、これほど“駅そば”が食べたかった瞬間があっただろうか(泣)

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