“輝く女性”言葉の独り歩きに違和感も… 安倍政権批判のドラマなのか? (1/5ページ)

2015.9.27 07:04

「エイジハラスメント」に主演する武井咲。最終回で役員に向かって切った啖呵は爽快だった?(テレビ朝日提供)

「エイジハラスメント」に主演する武井咲。最終回で役員に向かって切った啖呵は爽快だった?(テレビ朝日提供)【拡大】

  • 「エイジハラスメント」の出演者。前列左から瀬戸康史、小泉孝太郎、武井咲、稲森いずみ、杉本哲太、後列左から原幹恵、要潤、麻生祐未、吹越満、内藤理沙
  • ドラマ「エイジハラスメント」のイベントで集まった観客と写真に収まる(左から)原幹恵、内藤理沙、瀬戸康史、武井咲、小泉孝太郎、花岡なつみ(桐山弘太撮影)

【ファッションおたく】

 どうして女性だけ“輝く”がつくんですか? ドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系)の最終回で女性社員が幹部役員に投げたセリフだ。昨年の流行語大賞にノミネートされたほど巷に氾濫している「輝く女性」。安倍政権が政府目標として「社会のあらゆる分野において、平成32年までに指導的地位に占める女性の割合を少なくとも30%程度にする」と掲げ、各自治体や企業などはこぞって「女性が輝く体制」に勤しんでいるようだ。女性にとって喜ばしい政策と思われるが、言葉の独り歩きに違和感を覚える人も少なくないようで…。

 視聴率はふるわなかったが…

 内館牧子さん原作・脚本のドラマ「エイジハラスメント」。日本企業にはびこる“年齢差別=エイジハラスメント”に焦点をあて、一流商社を舞台に若く美しい新入社員の吉井英美里(武井咲)が、さまざまなハラスメントやいじめに立ち向かうというストーリー。

 毎話、「テメェ、五寸釘ぶち込むぞ!」という啖呵(たんか)を切り、ハラスメントに憤然と立ち向かう新人・吉井の奮闘記かと思いきや、恋愛や不倫の要素もねっとり描かれており、展開に“迷走”の感がなきにしもあらず、だった。

「一流企業の総務社員が、蛍光灯交換する?」

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