“巧いウソ”で出世つかむチャンス 「上司が仕事ぶりを見ている」は幻想だ (4/6ページ)

2015.10.31 17:11

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 加えて、上司の仕事ぶりを褒めるのも、好感を持ってもらうための手段になる。役職が上がるほど、仕事を他人から褒められる機会は少なくなるので、部下からでも、褒められると嬉しいものだ。ただし、思ってもいないことを口にするとウソだとバレやすい。ポイントは、少しでもいいと思ったことは、大袈裟に褒めること。1のことを100に膨らませるのだ。「さっきの会議での部長の発言に感動しました!」というように、具体的に言うと上司の心に響きやすい。

 仕事を離れた場所でもチャンスは利用したい。通勤電車に上司と乗り合わせたら、お年寄りに席を譲る様子を見せたり、ゴルフで上司が見失ったボールを懸命に探したりということだ。もちろん、上司がいなくても同じことができれば言うことはないのだが。

 さらに言えば、多くの会社において、昇進人事は話し合いのもと、多数決で決められるものなので、他部署の上司へもアピールしておく必要がある。自分が推薦されたときに、他部署から「彼は頑張っていますよ」という後押しがあれば、昇格の可能性は一気に高くなる。

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