【こう対応しよう】
FP資格を持っている人でも、実際の提案力は個人の力量に左右されます。また、FPであっても、相談料が無料だったり、あまりにも安かったりする場合は、保険に偏った提案になっている可能性も否めません。相談時には、社会保険の制度の説明はもちろん、貯蓄と保険のそれぞれのメリット・デメリットをきちんと伝えてくれるかどうかを意識して話を聞きましょう。
▼保険営業マンの思惑をチェック!
(1)~(4)それぞれにメリット、デメリットがありますが、いずれも対策を立てることで、自分に合った「お店」を選ぶことができます。本当に自分に合った保険を提案してくれているかどうか、また、自分がしっかりと保険についての知識を持てたかどうかの確認は“1つの質問”と、“1つの想像”で答えが出ますよ。
“1つの質問”とは、死亡保険なら「もしも亡くなった場合、どんな遺族年金がいくらもらえるのか」、医療保険なら「もしも入院した場合、健康保険にはどんな保障があるのか」です。民間の保険の前に、今すでにあなたが加入している社会保険の知識があるかどうかを確認しましょう。答えられなかったり、いたずらに国の制度がアテにならないと不安をあおったりする担当者は要注意です。