「偏差値が高いだけの医師」はなぜ危険なのか 医学部ブームの裏側 (4/6ページ)

2015.11.14 17:10

順天堂大学病院副院長・心臓血管外科教授天野 篤

順天堂大学病院副院長・心臓血管外科教授天野 篤【拡大】

 「世のため人のため」、「社会のため」に働くというのは、言葉にすると口幅ったいのですが、これは医学に限ったことではありません。ビジネスの世界や介護現場、教育現場でも同じかもしれませんが、自分が快適に1日1日を過ごして人生を過ごすために何をするかではないでしょうか。何もしなかったら快適ではないですし、人に対して、害を及ぼすようなことしたら自分もあまり気持ちよくありません。自分がいい1日だったと思ういい1日を作る要素は何かを考えると、行動が何に対してプラスか、自分に対して、人に対して、社会に対して、プラスの割合をどのようにするかです。

 医師になった恩恵を社会に還元しなければならない

 目標を立てて、その目標に向かって実現を得るために努力することは、社会の中である一定の責任を背負っている方たちは経験してきたことだと思います。世のため人のためと思ってやったことでも、その中には失敗もありますから、自分、他人、物に対してのダメージ、周囲に対してのダメージ、世の中に与えたダメージがどのくらいか、取り返しがつくかつかないか、そういう分析をしっかりすることも重要です。自分やチームとして実施したことを、1週間、1カ月、四半期、半年、1年間といったスパンで振り返り、今年はこれだけのことができたから、来年はこんなことができるといった予測のもとに経時的な目標を持って動くことが大切です。

世界最高峰のワールドカップで番狂わせとも思われる…

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