同調査によると、「就職情報サイト上の適性検査ツールや自己分析コンテンツなどのウェブ診断テスト」が最も多く使われた、という結果になりました。いくつかの質問に答えるだけで客観的な分析結果を知ることができるという手軽さが人気のようです。ただ、ウェブ診断テストを自己分析として有効に活用するには、結果を自分なりに考察することが大切です。結果に納得できる場合は、実際にそう感じる具体的なエピソードを思い出してみましょう。
例えば、「多くの人とよい関係を築ける方だ」と診断された場合、学年や世代を超えて関わっている組織はないか▽人とのコミュニケーションで心がけていることはないか▽サークルなどで周りに溶け込めない人がいたときはどう振る舞っていたのか-など自分のコミュニケーションの特徴を考えてみましょう。
診断結果がしっくりこないという場合は、どこに違和感を覚えたか、診断結果がどんな内容だったら納得できるのかを、自分のこれまでの経験を思い出しながら考えてみてください。このとき、お勧めなのが、自分のことをよく知っている人に診断結果の感想を聞くこと。自分にはない視点から、診断結果を分析してもらうことができます。