--そういう点で言えば、推薦入試は一般的ではない、国立大の場合はいかがでしょうか。
【国立大】国立大にももちろん、就職先が決まらない子がいます。どこにも決まらない学生を見ていると、“この子が国立大に受かったとき、親御さんもご本人も嬉しかったろうな。でも、就職は保証されていないのか”と想像し、切なくなります。
--身近で見ていらして、どういう学生に多いでしょうか。
【国立大】以前は “この子は少し人間関係は下手そうだけど、国立大に入ったくらいだから勉強を頑張ってきたのだし、さらに会社で鍛えてやろう”と企業も度量が広かったのですが、今や面接の場では“自分が企業で役に立つ”ことを明快にプレゼンすることを求められています。そういう点で、遊びも上手な“要領のよさ”のある子は強い。彼らは弁が立つし、人前に立つ経験も豊富。去年は女の子好きを自認するお調子者が外資系金融に決まりました。
【早稲田】口下手な子は不利ですよね。研究の成果をプレゼンさせると、内容以上に見せる子と、内容はいいのにプレゼンでは惜しい子がいます。後者の子は、実際の面接でも損をしてしまいます。