「クルーズ旅行」顧客争奪戦 庶民楽しむ格安プラン登場、“爆買い”にも期待 (5/6ページ)

2015.12.19 17:12

昨年11月に就航した「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」の展望カプセル。海上約90メートルからの絶景が楽しめる(ロイヤル・カリビアン・インターナショナル提供)

昨年11月に就航した「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」の展望カプセル。海上約90メートルからの絶景が楽しめる(ロイヤル・カリビアン・インターナショナル提供)【拡大】

  • 「ダイヤモンド・プリンセス」では今年8月、夜店などを出して船上の盆踊り大会が開かれた(阪急交通社提供)
  • 英国船「ダイヤモンド・プリンセス」の改装時に昨年つくられた、外国船としては珍しい展望風呂(カーニバル・ジャパン提供)
  • 関西資本の日本客船として人気が高い「ぱしふぃっくびいなす」(日本クルーズ客船提供)
  • JTB関西東梅田支店にあるクルーズ旅行の専用デスク。旅行各社が育成に力を入れる専門資格者「クルーズ・コンサルタント」が船旅の魅力などを丁寧に説明する=11月18日、大阪市北区(田村慶子撮影)

 “爆買い”もたらす

 一方、公用語や船上環境が欧米仕様の外国籍船が過ごしやすいなどの理由で、クルーズ船で入国する訪日客も増えている。国交省によると、クルーズ船で訪日した外国人は25年に約17万4千人、26年は約41万6千人と急増傾向にあった。今年はすでに100万人に達している。

 そうした中、日本市場へ参入した外資クルーズ会社の最大の目的は、急増する中国など訪日客の獲得にある。

 平成32年に訪日客2千万人を目指し、前倒しの目標達成も狙う日本政府もクルーズ市場の成長に注目している。大型クルーズ船が接岸できるよう岸壁の長さや水深を延長したり、入国審査手続きの短縮化を図ったりするなど、自治体とともに港の受け入れ態勢の整備を加速させている。

客室を備えるクルーズ船を利用する訪日客が増えれば…

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